木ずりの打付けですが、一番の難関はやはり通称「ケラバ」と呼ばれる三角屋根のあたりです。
渡りアゴで飛び出ている小屋梁や火打梁の先端が邪魔くさいし、とにかく木ずりの長さも一本ずつ現物にあたって切らないといけません。
これは助手を使って作業するしか無いな、ということでワイフの登場です。
二階の窓から桟を供給してもらって足場の上で長さ切りして、取り付け。 |
天窓の開口を利用して、桟の長さ切りです。 |
不用意に立ち上がると頭をぶつけてしまうので要注意です。 ショックでバランスを失い、地獄に真っ逆さま!かもしれません。 |
藁を泥に入れて発酵させ、コンディションも整ったいわゆる「泥コン」が大量に必要ですが、これは飯田市山本にある城山建材さんで購入します。
それと去年お隣さんの土蔵を修理した時に、余って出た荒土を頂いたものがあるのでミックスして使おうかと思います。
大量に水と藁を投入して、ねりねりします。
この作業はバックホー等の重機があればよいのですが、うまく調達できなかったので人力でやることにします。しんどいけど、やっているうちにムキになって来てなかなかやめられません!
まさに農耕民族のDNA。面白くもないのにやめられないようにプログラミングされているようです。
ぬかるみの世界です。 |
配達もして頂けるとの事ですが、料金のことを計算すれば自分でダンプカーを借りて行った方が良さそうです。
そのダンプのレンタルも又、なかなか空きがなく困っていた所、村内の与根山建設さんに快く提供して頂きました。Thanks Godであります。
建材屋さんでネチャネチャになった泥コンを2tトラックのあおりに擦り切り 一杯分ずつ積んで運びます。 |
ダンプカーも初めて扱いましたが、なかなか面白いです。 アオリの内側にこびりついた泥が簡単には落ちてくれません。 |
これでほぼ壁塗りの準備は整いました。後は天気と気温が都合良くいってくれることを願うだけです。
11月5日から塗り壁を始めます。 wakuwaku~
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